未来進行形は進行してるとは限らない

英語でよく耳にする、needを使った未来進行形
I don't think you'll be needing that! (ダヴリエル・MTG)
I think you'll be needing this. (コーディ・スターウォーズEP3)

未来進行形というのは未来で進行しているであろう物事を表現するものだと
中学生高校生向けの教科書には書いてある。
しかしそれではネイティブはなぜ will need ではなく will be needing を使うのかという説明ができない。

will be -ing という文は必ずしも未来において進行していることを表すものではない。
驚きの事実。
未来進行形(進行してるとは言ってない)
これもうわかんねえな

未来進行形は、「意思とは関係ない成り行き」でも使われる。
「必要となる」のは自分の意思とは関係なく、状況や成り行きでなってしまうものであるから、
will be needing とするのである。

c. Will you put on another play soon?

d. Will you be putting on another play soon?
同様に (7c)は、聞き手の意図を尋ねていると解釈され、「新しい劇を出してください」と聞き手に対していくらか圧力をかけて命令するという含みが感じられる 。一方 (7d) の未来進行形には意図の含みはなく、「そのうち新しい劇が出ますか」と情報を求めているだけなので、 (7c) よりも気配りのきいた丁寧な質問になる
(Declerck 1991: 166,柏野1999:98, Leech 2004: 68)。
(The Meanings of the English Progressive with Future Reference/松井真人 より抜粋)

参考
https://yone.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=152&item_no=1&page_id=13&block_id=21