減量中たまにたくさん食べた方がいいってやつ

よく聞くのが
減量中に週1回とかで大量に食べて、体を飢餓状態にしない方がいいってやつ
本当なのか?そんな日設けずにひたすら食う量減らした方が痩せるのはやいのでは?と
疑問に思った
自分が減量中はたまにいっぱい食べようとか全く意識してない
単純にめんどくさいし

そこんとこまた日本お得意の「筋肉の超回復」とか「マイナスイオン」とか
「水素水でテロメア修復」みたいな

アッホくさいとしか言い様がない低学歴の人たちが
間違えたりだまされたりしながら広まっていった
エセ科学なのではないかと
日本語で検索すると「飢餓状態になると痩せにくくなる~」と書いてあるサイトは
掃いて捨てるほど出てくる

しかし出典となる研究論文は明記されてない
この人たち大学で論文書いた、っていうか読んだことすらねえのかな?
ああいうサイトはお互いにパクりあって作られたものなのでしょうがないっちゃそれまでだけど
でもああいうサイトって完全な他者でありながらオリジナルなきコピーサイトを
どんどん作ってしまうあたり

これがSTAND ALONE COMPLEXなのかなって
ちょっとおもしろくも感じちゃうんんっ///

話が逸れた
論文を見つけようとちゃちゃっとググって見たけどよさげなのが見つからなかった
ボディビル先進国のアメリカの適当なサイトを見てみると

PHYSICAL EFFECTS OF CHEAT DAYS
The theory is that cheat days help you lose weight by increasing the production of leptin and thus boosting your metabolism. This, in turn, should then cause your body to burn more calories after overeating. Leptin is a peptide hormone (consisting of amino acid chains) that is secreted by the body’s fat cells and controls hunger and feelings of satiety. However, the extent to which leptin controls body weight is still a subject of debate among scientists. There are those in favor and those against the effect of leptin production after a cheat day. Overeating is thought to boost your body’s metabolism by no more than 3-10% (over a maximum of 24 hours).

https://www.runtastic.com/blog/en/truth-about-cheat-days/より

とある
適当にまとめると
「大量に食べる日を設けるとレプチンの効果で代謝が高くなり
結果として体重を減らすのに役に立つかというのは科学者の間でも議論の分かれるところ」
とあり、他のアメリカのサイトをいくつか見てみても
「たまに好きな物を食べることで減量中の精神的苦痛を和らげられる」とか
「6日間きついカロリー制限をしているなら1日くらい多少食べても問題になるはずがない」と
言及するにとどまっていて

「たまに大量に食べた方がより減量が効率的」と断言していない
日本のサイトでは「飢餓状態になると痩せなくなる!」と豪語してるけどね

自分の適当なツッコミ

「飢餓状態になると痩せなくなる」
→アフリカの子供たちを1度ふざけて太らせたらあいつらもう二度と痩せなくなるってこと?

「飢餓状態になると食べたものの吸収率がよくなる」
→仮にその「飢餓状態」になって吸収率がよくなったとしても1000kcalしか食べなかったら
最大で1000kcalしか消費しないわけですよね

それなら別に体重がその日増えるリスクを背負ってわざと食いまくるのは
むしろ効率が悪いのでは?

もし1000kcalの物食って体が2000kcal吸収したらエネルギー保存の法則ぶっ壊れるよ
宇宙おかしなるで

「あえてたくさん食べる日を設けた方が、設けなかった場合より減量に効果があるか」
についての論文を見かけた方、知っている方がいらっしゃいましたら
ぜひコメント欄で教えてください