ロシア語教室体験レッスンの旅5 欧米アジア語学センター

小島よしおの父親がやっている学校という
くそどうでもいい情報をウェブサイトで確認しつつ
体験レッスンの予約のメールを送る

次の日に電車に乗っていると電話がかかってきて
今電車だからあとで時間あるときにかけなおすと言ったものの
その日は帰りが遅くなって、一旦17時前に電話を入れて
「今日帰るの遅くなりそうだから明日折り返しかけてもいい?」
と聞くと
「明日は営業日じゃないので、今日メール送っておきますので大丈夫です!」と言われた
いやメールですむなら電話せずに最初からメールしろよ!!

当日
御茶ノ水駅から少し歩く

御茶ノ水は土地勘がない上に
駅の周りは工事しててどっちの方角に進んでいいのかわからなかった
しかたなく駅員さんに道を尋ねる
目印の建物もなくて教室をみつけるのに苦労した

教室に入ると物腰の柔らかいおじいちゃんが迎えて来れた
とりあえずうんこがしたかったのでトイレを借りた
仕切りみたいなのでスペースが区切られていてそれぞれが独立した部屋にはなっていない
他のレッスンの声が少し聞こえる
自分のスペースに案内されると先生が待っていた
金髪の小綺麗な女性
前回老婆が出てきて今回は全く期待してなかったせいでなぜかお得感を感じた
これが相対性理論である

その先生とおじいちゃんと俺の3人がスペースにいる状態で
おじいちゃんが先生の紹介とか今日の段取りを軽く説明して
「初級から中級って書いてあるからけっこうしゃべれるね?
日本人は謙遜するから中級って書く人はだいたい上級なんだよねw」と呟く

経験が語る強さを感じた

おじいちゃんは出て行き先生と自己紹介
先生が「どれくらいロシア語やってる?」とロシア語で聞いてきて
「んーわがんねだいたい3年とか?もっとかな
学校とかで勉強したわけじゃないから勉強毎日してた時期もあれば
勉強全くしてなかった時期もあって正確にはわからん」
と答えると先生がなんか驚いた顔して
「めっちゃうまいじゃん!
初級から中級って聞いてたから今日はこの写真使ってこれはなんですか?っていうレベルのことやろうと思ってたけどどうしよう」と言い出す

だが俺はベルリッツで10段階のレベルで2をゲットした男だ
この評価を前に上級ですとは誰が言えよう
「ここで何が勉強したいの?」といつもの質問をされる
やる気が無くなった話をして、あとロシアのドラマを見てもさっぱりわからないとか言うと
こういう勉強の仕方とかいいんじゃない?と色々と提案をしてくれた
さらにここにはたくさん他の先生もいるから他の先生に
どういう勉強方法がいいか聞いてみることもできるしねー と
自分を売り込まないで俺の悩みを解決するにはどうしたらいいか真剣に考えてくれた

30分間レッスンというより世間話とロシア語お悩み相談室みたいな感じになった
得たものは特に何もない が!
普通の速さで話してくれたのが何より嬉C

この先生はウクライナ人だった
多分たまたまだけど今回の教室巡りでウクライナ人の先生に2回当たって
ふたりとも生徒のレベルに合わせて話すスピードを臨機応変に変えてくれた
ウクライナ人にあまりいいイメージなかったが
今回の教室めぐりでウクライナ人への評価があがった

体験レッスンが終わっておじいちゃん再登場
おじいちゃんが先生にどうでした?と聞くと
スゴイウマイーロシア人ミタイニ話ス!と先生が日本語で話し始める
おじいちゃんはやっぱりそうだよねとつぶやきつつ微笑んでて強キャラ感出してた
ウクライナ人の先生が退室して
おじいちゃんに料金体系とか先生毎回変えてもオッケーだし変えなくてもオッケーという話を聞いて終了
なんか不思議と来てよかったと感じた

よかった点
先生が親身になって考えてくれた
話すのが早い
先生を変えるのも変えないのも自由
おじいちゃんがすごい強そう

悪かった点
駅から遠い
得た知識がほぼない

体験レッスンの残りはあと1箇所