ロシア語教室体験レッスンの旅2 バークレーハウス語学センター

ウェブサイトから体験を申し込んですぐに返事のメールが来た
体験の日程は一発で決定!とはいかないものの
迅速に決まった

ICCと違い前日に連絡がない
前日にふとスケジュール確認をして思い出してセーフだったが
忘れてて行けない可能性も微粒子レベルで存在してた

教室のあるビルのすぐそばにカフェが乱立してる
待ち時間を潰すのに神立地
駅の目の前にあってアクセスもいい
教室は思ったよりでかくて金をかけてる感じがした

部屋に案内されアンケートみたいなのを書かされる
体験レッスン申し込んだときに住所も入力したけど
住所や年齢を改めて紙に書かされるのはけっこうめんどい
抜かしてもよかったのかな

書き終わると日本人の担当者が部屋へ登場
アンケートに目を通され、動機とか過去に習ってたかとか聞かれた
志望動機はロシアに行って話せないと困るから
自分はロシア語を語学学校で習ったことはないですーなどと答えて終わり
ロシア語の講師はレッスンの経験が豊富で
日本語も上手なので安心してくださいねーと言われる
あとペンやノート持ってきましたか?と聞かれて
手ぶらで来ました!!と答えるとペンを貸してくれた
日本人の担当者が出ていって少し経つとロシア人が入ってくる
40歳はいってないはず やせた女性
体験レッスンは50分くらい?けっこう長かった

まずは世間話
ロシアに行ったことある?とか
時間がある時何してるの?とか
まぁこういった質問はロシア人と知り合う度にされるので
難易度ウルトラベリーマックスイージー
多分俺がどれくらい話せるのか探ってたんだろうと思うが
しばらく他愛のない会話をした後
「あなたはもう十分ロシア語が上手に話せるけど、ここで何を勉強したいの?」
と聞かれる
「自分でもわかんね ずっとひとりでロシア語を勉強してきたけど
最近全くモチベーションがなくて全然勉強しなくなっちゃったから
何か生活習慣や環境を変えたらやる気がでるかな、と思った
色んな教室の体験レッスンを受けて自分でも何をしたらいいのか考えてる」
と正直に答えたら納得したようだった
筆記体読める?って聞かれて読めんよって言ったら
筆記体を解読させる練習をさせられた
あとはロシア語のこの本のここに書いてある文、
文法が本当は間違ってるんだけど何かわかる?
という問題を出されてずっと悩んだ
色々考えてこれじゃね?って答えをだしてみるけどなかなか当たらず
それでも先生はヒントは出すものの答えは俺が自分で見つけ出すまで教えないスタイル
若干スパルタで好印象
時間が十分にあったのでのんびりとレッスンできた感じがある

先生はモスクワに住んでるって言っていたが
やはりモスクワの人のロシア語はわかりやすい
先生がゆっくり話していたというのもあるが
先生の言っていることを一字一句ノートに書けと言われたら
書けるくらい容易に聴き取れる

一方でICCの先生は多分ウクライナ出身だったようで
俺が聴き取れるのは80%くらいでところどころわからない
厳密に何が違うか、と言われたら自分でもわからないが
クリミアにいたときもみんなが何言ってるか全然わからなかったし
モルドバ人と話した時もほとんど聴き取れないという現象があって
何かが微妙に違うっぽい
そういう苦手を克服するという点ではむしろモスクワの先生じゃないほうが
いいのかも?とも思った
できること練習しにお金払ってもしょうがないしな

レッスン自体は満足で文句もない
先生もやる気がある人だし何か知性を感じさせるような雰囲気もあった
実際に頭がいい人だったと思うんだけど

ただ今回のロシア語体験めぐりで何を求めているかわからないまま
自分自身模索してるけど
何かガツンと来るようなインパクトの、これだ!!みたいなのがみつからない
もしかしたらそんな物はそもそも存在しないのかもしれんが
なんだかはっきりしないまま帰路に就いた

あとこれは余談だけど先生は日本語わかるといいつつ
今回のレッスンでも日本語一切使われなかったのが若干さみしいぞ
レッスン後ロシア人の先生が出て行って、
日本人の担当者がまた戻ってきて料金体系の説明をするんだけど
「すごい上手って言ってました!上級レベルって!
教室で勉強した人が話すロシア語というより
ロシア人が話すみたいにロシア語話して、すごいってほめてました!」
とやたらとべた褒めされたので、
ああ、キャバクラにはまるおっさんの気持ちはこういうものなのか、と
気持ちよくなったものの
俺のロシア語のレベルはロシアに行って困る糞ザコナメクジレベルだから
こういう接待トークを信じるのダメ、絶対

以上、バークレーハウス語学センターのレポートであります